2018-01-01から1年間の記事一覧

読書メモ5

『ここにないもの』 野矢茂樹 (中公文庫) 書き方がやさしそうな哲学書?のようなものを読み始めました。エプシロンとミューの二人が対話する形で”何か大切なこと”について語りかける本です。 冒頭の紹介文に気にいった文があったのでメモすると、 「ぽい」…

読書メモ その4

『自殺について』原作 ショーペンハウアー (講談社まんが学術文庫) より まんが版を読んで岩波の原典読むつもりが挫折しました。。。自殺についてというタイトルですが、自殺するなというメッセージの本です。 多分言いたい事(ショーペンハウアーというよ…

読書メモ その3

『ちぐはぐな身体』鷲田清一 (ちくま文庫)より。鷲田は文化とは「自然の加工であり、その加工している事実をあたかも自然であるかのように錯覚させること」と定義しています。例として、「人間は生まれつきもっている発声を、わざわざ限られた数の母音の音…

読書メモ その2

『ちぐはぐな身体』鷲田清一 (ちくま文庫)より。昨日、本来服なんか着なくても良いという話を書きましたが鷲田がイタリアの修道院の例を挙げていました。その修道院のトイレには仕切りも扉もなく、ただ仮面が置いてあるそうで、利用者は用をたす時はその仮…

読書メモ その1

『ちぐはぐな身体』鷲田清一 (ちくま文庫)より。ちぐはぐという言葉は鎮具(金槌)と破具(くぎぬき)を同時に使うこと、から転じて物事が食い違ったり調和していなかったりすること、を意味します。鷲田は我々の身体をちぐはぐだ、と表現します。そんなこ…

はじめまして

ブログというものを始めて書きます。gunyoです。ブログを始めようと思ったきっかけは予備校講師今井宏さんのブログです。新聞やテレビで流れてくる情報は誰でも知ってる。つまり、情報としての価値が薄い。誰も知らない、役にたつとは思えない、世界の隅に埋…